サプリメント選び方

おすすめのビタミンDサプリメント10選!効率的な摂取方法や選び方を解説

健康スペシャルティ

公開日 1970/01/01

最終更新日 2025/01/14

ビタミンDは骨や歯の健康に欠かせない栄養素です。他にも、免疫機能や精神機能のサポートするとされ、多岐にわたる効果が注目されています。

 

しかし、日本人の多くはビタミンDの摂取量が不足しがちです。その背景には、屋外での活動量減少、加齢によるビタミンDの生成能力低下、ビタミンDを含む食品を日常的に摂取していないなどがあります。

 

本記事では、ビタミンDの効果、効率的な摂取方法、さらにはサプリメントの選び方まで詳しく解説します。

 

 

ビタミンDとは

ビタミンDは脂溶性のビタミンで、D2からD7まで6種類あります。そのうち食品に多く含まれているものは、D2(エルゴカルシフェロール)とD3(コレカルシフェロール)の2種類です。D2とD3はほとんど同じ作用です。D2は植物由来でシイタケやまいたけなどに含まれ、D3は動物由来で魚や卵に多く含まれます。

 

ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、脂質と一緒に摂取すると吸収率が高まります(1)。そのため、魚油やオメガ3脂肪酸を含む食品との組み合わせが理想的です。

 

 

ビタミンDの効果

ビタミンDの効果は、骨や歯の形成、血管機能の維持、免疫機能の調整、脂質合成の抑制など多岐にわたります(2)。骨や歯の健康を支える効果は広く知られており、カルシウムとリンの吸収を促進して骨密度維持に関与します。また、ビタミンD不足は筋力低下や筋肉痛を招き、転倒リスクを高める可能性があるため、高齢者で特に摂取しておきたい栄養素です(3)。

 

血管機能に対してビタミンDは、腎臓や血管の炎症を抑制し、血管病変の抑制や腎臓を保護する作用があります(3)。免疫機能に対しては、マクロファージの活性化などを通して感染症になる確率を低下させる働きです。具体例として、ビタミンDを摂取すると、インフルエンザの感染率や呼吸器感染症の罹患率が低下すると報告されています(3)。

 

他には、うつ病症状の軽減、認知機能の向上など精神機能への貢献も注目されています。これらの健康効果を最大限に得るためには、ビタミンDの適切な摂取量を維持するのが必要不可欠です。

 

 

ビタミンDの摂取方法

ビタミンDを効率的に摂取する方法は、食品、日光浴、サプリメントの3つがあります。食品では、サバやイワシ、鮭などの魚介類が代表的な食品です。これらにはビタミンDが豊富に含まれており、日常的に摂取することで不足を防げます。卵黄やシイタケ、マイタケといったきのこ類も効果的です。

 

日光浴では、紫外線を浴びることで皮膚でビタミンDが生成できます(4)。ビタミンDの生成量は、紫外線量に左右されます。そのため、日焼け止めの使用、曇りの日や冬季、屋内中心の生活では合成量が低下するため注意が必要です。

 

食品や日光浴によるビタミンDの摂取が不足している場合、補うためにサプリメントの利用が効果的です。推奨量を守りながら取り入れることで、ビタミンD欠乏症や骨密度低下を予防できるでしょう。

 

 

ビタミンDサプリメントの選び方

ビタミンDサプリメントを選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮する必要があります。まず、D2とD3の違いを理解することが大切です。以下の表で解説します。

 

 

ビタミンD2

ビタミンD3

含まれる食品

植物由来

動物由来

吸収効率

ビタミンD3よりやや低い

ビタミンD2よりやや高い

血中濃度の持続時間

ビタミンD3よりやや短い

ビタミンD2よりやや長い

 

製品に記載されているビタミンDの含有量や成分表示も大切なポイントです。ビタミンDがより多く含まれているサプリメントを選びましょう。また、品質の指標であるGMP認証を受けた製品かどうかを確認することで、品質や安全性を確保できます。

 

 

おすすめのビタミンDサプリメント10選

 

1. ダイケンバイオメディカル ​​DHA&EPA+ビタミンD

 

「DHA&EPA+ビタミンD」は、高濃度のフィッシュオイルにビタミンDを配合。ビタミンDは脂溶性ビタミンの一つであり、魚油と一緒に摂取することで吸収率が高まります。毎日の必要量を簡単に摂取できます。また、オメガ-3脂肪酸も含まれており、よりビタミンDの吸収効率を高められる点が特徴です。さらに、品質管理が徹底された国内製造で、安心して継続的に利用できます。

 

値段

5880円(税込)

原材料・配合成分

EPA・DHA含有精製魚油(ドイツ製造)/ゼラチン、グリセリン、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンD

濃度

4粒あたり2.5 μgのビタミンD

内容量

120粒

1日分あたりの配合量

1日4粒(2.5 μg)

1日当たりの摂取目安量

1日4粒

生産地

日本


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2. NATUREMADE(ネイチャーメイド) 大塚製薬スーパービタミンD

 

ネイチャーメイドのスーパービタミンD(1000I.U.)は、1粒にビタミンDを25μg含有し、日光を浴びる機会が少ない方や食事からの摂取が難しい方に適しています。本製品は着色料、香料、保存料を使用しておらず、品質に配慮されています。1日1粒の摂取で90日分とコストパフォーマンスも高く、手軽にビタミンDを補給できる点が魅力的です。

 

値段

818円(税込)

原材料・配合成分

ビタミンD、ショ糖脂肪酸エステル

濃度

1粒あたり25㎍のビタミンD

内容量

41g(90粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(25㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒

生産地

アメリカ合衆国

 

3. ディアナチュラ ビタミンD 

 

 

 

ディアナチュラ ビタミンD 60粒(60日分)は、1日1粒でビタミンDを30μg摂取できるサプリメントになります。 着色料無添加で、国内の自社工場で一貫生産されており、高品質な商品です。手軽にビタミンDを補給したい方におすすめです。

 

値段

476円(税込)

原材料・配合成分

ビタミンD、食物繊維

濃度

1粒あたり30㎍のビタミンD

内容量

30g(60粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(30㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒

生産地

日本


 

 

4. DHC ビタミンD

 

DHCのビタミンDは、ビタミンDを手軽に補給できるサプリメントです。1日1粒でビタミンD3を25μg摂取可能で、日中のほとんどを室内で過ごす方や、紫外線を避ける生活をしている方に適しています。小粒で飲みやすく、続けやすい価格設定も魅力です。

 

値段

1,169円(税込)

原材料・配合成分

ショ糖脂肪酸エステル、ビタミンD3

濃度

1粒あたり25㎍のビタミンD

内容量

4.5g(30粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(25㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒

生産地

日本

 

5. GoCLN (ゴークリーン) 高純度 ビタミンD 

 

GoCLN(ゴークリーン)の高純度ビタミンDサプリメントは、1カプセルに50㎍のビタミンD3を含有し、2ヶ月分の60カプセル入りです。本製品は、国内で製造されており、添加物の香料、保存料、着色料を使用せず、国産の焙煎玄米粉とビタミンDのみを植物性カプセルに充填しています。そのため、品質と安全性に優れ、日光浴や食事からのビタミンD摂取が難しい方に適したサプリメントです。

 

値段

1,980円(税込)

原材料・配合成分

焙煎玄米粉末(国産)、ビタミンD3

濃度

1粒あたり50㎍のビタミンD

内容量

14.8g(60粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(50㎍)~2粒(100㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒~粒

生産地

日本

 

6. 森下仁丹 BabyD (ベビーディー) 

 

森下仁丹のBabyD(ベビーD)は、赤ちゃんや小さなお子様に必要なビタミンDを効率的に補給できるリキッドタイプのサプリメントです。この商品は約90滴分(4.2g)と使いやすい量で、1滴ごとに必要量を簡単に調整できます。合成保存料や着色料を使用せず、赤ちゃんの健康を第一に考えた設計が特徴です。

 

値段

1,336円(税込)

原材料・配合成分

食用油脂(国内製造)、ビタミンD

濃度

1粒あたり4.0㎍のビタミンD

内容量

4.2g(90滴)

1日分あたりの配合量

1日1滴(4.0㎍)~2滴(8.0㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1~2滴

生産地

日本

 

7. ナウフーズ(Now Foods) ビタミンD3 

 

ナウフーズのビタミンD3 1000IU 180ソフトカプセルは、日常的に不足しがちなビタミンDを手軽に補給できる優れたサプリメントです。180カプセル入りで長期間使用できるため、コストパフォーマンスにも優れています。忙しい日常の中でも、体内でのビタミンD不足を効率よく補い、健康維持を目指したい方におすすめです。

 

値段

1,350円(税込)

原材料・配合成分

ビタミンD3

濃度

1粒あたり25㎍のビタミンD

内容量

63g(180粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(25㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒

生産地

アメリカ

 

 

8. 漢方生薬研究所ビタミンD3 

 

 

このビタミンD3サプリメントは、1粒に35㎍のビタミンD3を含み、60日分の大容量でコストパフォーマンスに優れています。国内で製造されているため、品質管理が徹底されており、安心して摂取できる点が魅力です。この製品は無添加で作られており、添加物を気にする方にも適しています。

 

値段

1,580円(税込)

原材料・配合成分

サフラワー油(国内製造)、ビタミンD

濃度

1粒あたり35㎍のビタミンD

内容量

20g(60粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(35㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒

生産地

日本

 

9. 新日本ヘルス ビタミンD 

 

新日本ヘルスのビタミンDサプリメントは、1日分以上のビタミンDを簡単に摂取できる手軽さが魅力です。1粒で55㎍のビタミンDを含み、不足しがちな栄養素を効率的に補給できます。さらに、乳酸菌を100億個も配合しており、腸内環境のサポートも期待できます。国内のGMP認証工場で製造されているため、品質管理も安心です。

 

値段

1,780円(税込)

原材料・配合成分

ビタミンD、乳酸菌

濃度

1粒あたり55㎍のビタミンD

内容量

20g(60粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(55㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒

生産地

日本

 

10. Health Thru Nutrition ビタミンd3 

 

Health Thru NutritionのビタミンD3 2000IUソフトジェルカプセルは、高濃度で天然由来のビタミンD3を配合したサプリメントで、健康維持に役立つ製品です。1粒に50㎍のビタミンD3を含み、骨の健康や免疫機能のサポートに最適です。1ボトルに365粒入りで1年分という大容量設計は、コストパフォーマンスの面でも優れています。

 

値段

2,399円(税込)

原材料・配合成分

ビタミンD3、エキストラバージンオリーブオイル

濃度

1粒あたり50㎍のビタミンD

内容量

89.79g(365粒)

1日分あたりの配合量

1日1粒(50㎍)

1日当たりの摂取目安量

1日1粒

生産地

アメリカ合衆国

 

ビタミンDの摂取タイミングと注意点

 

ビタミンDの摂取において、適切な摂取タイミングと注意点を把握することは重要です。摂取量の目安は、成人で1日あたり8.5㎍が推奨されていますが、不足が懸念される場合や医師の指示がある場合は調整が必要です(5)。

 

ビタミンDは脂溶性ビタミンであり、脂肪と一緒に摂取すると吸収を助けるため、ビタミンDと魚油などの健康的な脂肪を含むサプリメントを一緒に摂るのがおすすめです。ただし、過剰摂取には注意が必要で、100㎍以上の長期摂取は高カルシウム血症などの副作用を引き起こすリスクがあるとされています(5)。

 

また、一部の薬剤(抗てんかん薬、プロトンポンプ阻害薬など)との相互作用によりビタミンD代謝に影響を及ぼす可能性もあるため、服用中の薬がある場合は医師や薬剤師に相談しましょう。

 

まとめ

ビタミンDサプリメントを選ぶ際は、D2とD3の違いを理解することが重要です。D2は植物由来で吸収効率がやや低く、D3は動物由来で吸収効率がやや高いです。そのため、一般的にD3が推奨される場合が多いです。

 

また、サプリメントのビタミンD含有量や成分表示を確認し、適切な摂取量を確保できるものを選びましょう。さらに、GMP認証を受けた製品は、品質と安全性が保証されており安心して利用できます。

 

ビタミンDの摂取方法は、魚や卵黄などの食品からの摂取、日光浴、そしてサプリメントを組み合わせるのがおすすめです。こうしたポイントを押さえ、日常生活にビタミンDサプリメントを適切に取り入れることで、骨や血管の健康をサポートできます。

参考資料:


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